聖戦士ダンバインについて考え、そして世界観を広げましょう
『聖戦士ダンバイン』(せいせんしダンバイン)は、1983年(昭和58年)2月5日から1984年(昭和59年)1月21日まで、名古屋テレビ系で毎週土曜日17:30 - 18:00に全49話が放映された、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のロボットアニメ。
作品タイトルともなっているダンバインとは、主人公ショウ・ザマら聖戦士と呼ばれるパイロットが搭乗する、昆虫をモチーフとしたデザインが印象的な異形のロボット(オーラバトラー)である。
本作品は、中世ヨーロッパを想起させる異世界バイストン・ウェルを舞台にした英雄譚のような世界観を持つ。しかし、ファミコンゲーム「ドラゴンクエスト」発売の3年前である当時、日本ではファンタジー的世界観はほとんど知られていなかった事、そして複雑な曲線で構成されたオーラバトラーのデザインを、当時の技術では満足が行くレベルでの玩具化・プラモデル化が出来ず、劇中イメージの再現度に乏しい商品が数多くリリースされてしまった事などから、マーチャンダイジング面の苦戦を強いられた。
また第1話の完成したフィルムを見た時点で富野監督は、自分が趣味性のみで作品を制作していると感じ、番組内容を当初の構想から大幅に変更することを決意。「東京上空」を可能な限り早くなるように手を打ち、本来オーラマシンが地上に出た時点で終わる予定だった内容を変更した。それと同時に自分の趣味性だけで終わらないようにシーラ・ラパーナを男性の老人から美少女に変更(これは脚本の富田祐弘が提案)。それに伴いエンディングのみ出演予定だったキャラ、エル・フィノも本編に出演することになった。
当時のアニメファンには、ポスト・ガンダムとして同時期の「超時空要塞マクロス」「超時空世紀オーガス」「装甲騎兵ボトムズ」と並び、一貫してトップクラスの人気を誇り、各アニメ誌上で頻繁に特集が組まれていた。アニメ放映と並行して、総監督が自ら「野生時代」に連載したバイストン・ウェルを舞台とする小説「リーンの翼」もヒットし、「現代用語の基礎知識」にて、富野由悠季が赤川次郎らと並び、ノベルズ作家の一人として挙げられるほどの話題となった。また、オーラバトラー独特の生物的デザインはモデラーの絶大な支持を集め、放映終了後も、現在に至るまでその人気は衰えることなく、プラモデルを超える完成度のガレージキットやアクションフィギュアが数多くリリースされ続けている。バイストン・ウェルの世界観も、ファンの間では概ね共有されており、その後もOVAとしてTVシリーズから直接に繋がる後日談である「New Story of Aura Battler DUNBINE」や、バイストン・ウェルを舞台とした別の物語として「ガーゼィの翼」「リーンの翼」が製作される等、1980年代のロボットアニメでは、今なお単体での商品価値を持つ、数少ない人気作品のひとつである。1990年代に入ると人気テレビゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」への参戦を果たし、新たなファン層を獲得した。
本作では、高橋美紀、川村万梨阿、富沢美智恵、立木文彦などといった数多くの人気声優がデビューしている。【ウィキペディアWikipediaより引用】
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